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ぶらぶら広島ウォッチング

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縮小社会と中四国の展望
ついに日本が人口減に向かいましたが、それよりも早く中国四国地方では人口が減り始めていました。
日本の中での中国地方は、絶対的な数も相対的な数も減って、地位がますます低くなっています。
それは人口のみならず、商業から工業をはじめ様々な指標が物語っています。
そんな中、中枢都市と呼ばれる広島や高松から、岡山へと拠点を移す企業が目に付きはじめました。

景気の動向に左右されないよう、事業をスリム化させ経費の節減を図りたいから、
或いは前述のように、この地方全体の市場が縮小傾向にあるから、
そして、広島と高松の間という地理的優位性があるから、という点から、岡山が注目されています。
業績が思わしくないとき、また競争激化の中で我慢するとき、見通しが不安なときは、
広島に比べ物価が安く、広い土地を手にしやすい岡山は、それだけでも優位な立場にあります。
しかし、こうした流れは長期的に見ると一時的なものであって、岡山だけが安泰とはいきません。
それは岡山に移った経緯から察するとおり、移った企業は、さらに手綱を締めれば中国地方から消えていきます。
岡山へ拠点が移るということは、四国地方だけでなく、中国地方にとって、とても危険な兆候です。

日本の中で、広島中心の中国地方の占める比率が低くなる、高松中心の四国地方の占める比率が低くなる、
それなら併せたほうがいい、併せた中四国地方なら中心は岡山に持っていこう。
瀬戸大橋ができた頃から、少しづつそんな傾向が出始めていますが、
これがさらに加速すると、日本の中で、岡山中心の中四国地方の占める比率が低くなる、ならば、
大阪で管轄しよう、或いは、東西分けて大阪と福岡に分けて管轄しよう、という流れが生まれてきます。

こうなってくれば広島は、道州制の枠組みの前にいろんな危機に直面することになるでしょう。
四国全体が大きな人口減になり、山陰然り、山陽も減り始めました。
減れば減るほど岡山有利の状況になる、この小さい規模だし、四国だけじゃ益々成立しないんじゃないか?
そういった世論になりかねず、中四国州・州都岡山の現実は意外と有り得る展開になってきます。
仮に広島がいくら発展したところで、山陰や四国の人口が減れば岡山へと州都が傾く、そんな難しい状況ですね。
人口は回復しないことからも、道州制導入が遅ければ遅いほど中四国州・州都岡山の可能性が大きくなるでしょう。
いち早く「中四国州・州都岡山」を掲げ、何度も繰り返すことにより、ある種、色メガネで見られていたことでも、
だんだんと洗脳され、あたりまえと感じるようになっている、
そんなつもりはないでしょうが、現実、岡山の企業を中心に州都岡山の結束力は高まってきています。0604161.gif
こうした縮小社会と中四国のウエイトの低下、岡山の活動を踏まえ、広島はどうあるべきか?
中国5県でなら州都広島は安泰、四国には岡山の誘いにのらず、四国人のプライドと独立心をもってもらおう。
これで終われば心配ないのですが、とりあえずそう考えてる場合ではありません。
広島は、広域的な中枢都市の視野に立ち、いかに役に立てるかという献身的な行動を起こすべきです。
よく、「広島市が税金で建てたものを合併拒否した周辺の町が使うのはおかしい」などという方がおられます。
周辺の町民に広島市へ来てもらうことがまず一歩、そしてお金を落としてもらえれば御の字でしょう。
来てもらってナンボ、使ってもらってナンボ、一部を取り上げず、全体の経済波及効果を見るべきです。
とにかく、いかに頼られ来広してもらえるか、インフラにしてもハコモノにしてもソフトにしても、
そんな仕掛けを意図して続けていけば、おのずと広島中心が続くはずです。
また、結果的にそうならないと、中国地方は関西と九州の間に埋没し、存在感のない地方に、
いや、地方としても確立せず、九州の東側・関西の西側扱いとして成れ果ててしまう可能性があります。
簡潔に言えば、その地方にある大都市(広島)は、その地方を地方として残す最後の砦といえます。

これからの時代は新たな大都市をつくろうとおもっても、生まれることはありません。
もし岡山が州都になると仮定し、その後、30年も経てば岡山の経済規模は広島に並ぶとおもわれます。
しかし、それは今の広島の水準になるという意味ではなく、岡山が現状維持のレベルで、広島が下降し岡山に並んでしまう。
中四国地方の拠点都市のレベルは、今現在の岡山市のレベルまで落ちてしまうということです。
このレベルでは、今辛うじて広島で行われているような興行的なものは成たたず、大阪か福岡に行くしか味わえなくなります。
国もわかってはいるでしょうが、間違っても、せっかく築いてきた地方の核都市に衰退の要因を加えるべきではありません。
重要なのは、広島市は大都市的な要素を唯一備え、この地方の他の住民に提供することができる唯一の都市なのです。
昔のように子供が3・4人以上産まれる時代だったなら、これからの岡山は今の広島規模の街をつくれたでしょう。
そんな時代に、国が広島ではなく岡山を拠点として整備していたなら、今の広島以上の大きな街ができていたとおもいます。
しかし、残念ながら日本の中でもこの地方は、日本の人口減を牽引していく地方です。
岡山が最後の浮上の賭けとして、州都岡山と叫んだところで、相対的な規模は大きくなっても、絶対的には変えれないのです。
北海道・東北・関東・中部・近畿・九州、将来こうならないためにも、今の広島、踏ん張りどころですね。
 ↓↓↓結果的に、地方が解体し、こんなになってでも、中枢都市広島、存続してもらいたいものです。0604162.gif
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コメント
この記事へのコメント
四国へは地形的な制約が大きいため、なかなかアクセス改善とはいきませんよね。
船便も価格が高く、松山は近くて遠い都市という実感が拭えません。
中心部から港へのアクセスは、広島もイマイチですが、松山も良くないですね。
まるで鎖国でもして、松山経済をかたくなに保護しているような感wがあります。
松山への架橋「Q構想?」も構想こそ残っていそうですが、余程、社会情勢が好転しない限り動き出すことも難しそうです。
http://www.hiroshima-cdas.or.jp/c-route/profile/AboutUs/youbou.html
http://www.pref.hiroshima.jp/chiiki/koutsu/sougou/sesaku.html

本四架橋は現在3ルート整備されていますが、政治的な要素と技術的な限界を考慮せず、必要だった順を客観的に見れば、
1明石~鳴門・2佐田岬~佐賀関の豊予海峡(九州~関西間の第2ルートの確保と四国の横断)だとおもいます。
http://www1.sphere.ne.jp/hoyo/
次は非常に難しいのですが、あくまで2が整備されていれば、3呉~松山ではないでしょうか。
そのあと4児島~坂出、5和歌山~鳴門の紀淡海峡、3の別ルートで6柳井~松山といったところでしょう。
軌道の乗り入れは4ではなく5でもよかった気がしますし、
しまなみ海道は、今整備が進んでいる芸予諸島と同様、生活道路レベルでよかったおもいます。
と後悔してもしかたないのですが、仮に広島~松山間の架橋を実現するなら、
両県両市の経済的な結びつきをもっと強固にするべきですよね。
(豊予海峡ルートの実現が決まり、高知松山自動車道の整備が進めば有り得ない話じゃなくなりそうだが)
http://www.skr.mlit.go.jp/
児島坂出ルートは、岡山香川の結びつきの結果得た賜物ともいえます。
まぁ橋を架けたいとはいっても、他にやらないといけないことは山ほどあるわけで、
今後は意識して愛媛との関係を強固とすることで、他の方策が浮かんでくるかもしれません。
どちらにしても、あまりの巨額の費用を要する架橋は現実味がないですから。
2006/04/16(日) 23:00:17 | URL | hiroshimagogo #SXhQz2u2[ 編集]
正論ですね
 このテーマは、私がいつかは自分のブログで取り上げようと思っていながら、文章がなかなかまとまらず、放置していたテーマです。
関西圏・福岡北九州圏に挟まれているため、まとまりに欠けるこの地方。
その中で、広島が中枢性を維持しようと思ったら、山陰方面、四国方面へのアクセスを改善しないといけません。
山陰に向けては高速道路が建設中ですが、四国については改善の見込みがいまのところありません。
やはり、橋を架けることを本気で考えないといけないのかもしれません。
2006/04/16(日) 14:03:41 | URL | らっち #-[ 編集]
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